内装仕上げ等の詳細

 

もう少し詳しく内装の仕上げに関する材料について述べておきます。ちなみに、居室内の内装仕上げ、居室に係る天井裏等下地材に用いる特定建材は、JISかJASの「F☆☆☆☆」表示のある建築材料等(ホルムアルデヒド発散建築材料に該当しないものです。

 

その特定建材ですが、
1は合板、木質系フローリング、構造用パネル、集成材、単板積層材、MDF及びパーティクルボード。
2は、木材ひき板、単板か小片その他で、ユリア樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、レゾルシノール樹脂又はホルムアルデヒド系防腐剤を使った接着剤で板状に成型したものです。
3はユリア樹脂板、
4は壁紙です。
5は、壁紙施工用でん粉系接着剤、ホルムアルデヒド水溶液を用いた建具用でん粉系接着剤及びユリア樹脂等を使用した接着剤などです。
6は保温材、
7は緩衝材、
8は断熱材についてです。
9は施工時に塗布されるもので、塗料では、ユリア樹脂等を使用したアルミニウムペイント、合成樹脂調合ペイント、油性調合ペイント、フタル酸樹脂エナメル、フタル酸樹脂ワニス、油性系下地塗料、一般用さび止めペイント、鉛・クロムフリーさび止めペイント、多彩模様塗料、家庭用屋内木床塗料、というように非常に多くなっています。

 

その他、仕上げ塗材、接着剤も対象です。少々

 

文章が難しくなってしまいましたが、これらは専門家に訊けばすぐにわかります。ここまでの話をまとめますと、建築材による「アトピー・皮膚炎」、換気による「ダニ・ハウスダスト」が対策の2本柱です。こうしたポイントは後悔しないよう、しっかり理解して対策をするようにしたいものです。